越智将人の庭
 

    三日目 延段の改修作業    
  (2019年 7月 21日 [日曜日])  
   

作業2日目。延段の改修作業。

現在の延段が、景観も悪く歩きづらいということで、改修をすることにしました。
また、昨日作った枯滝の石組みの反対側に石を据えることで、庭に広がりがうまれました。

今回、石の作業は3日間の予定でしたが、皆で必死の作業で進め、1日半で出来上がりました。
出来上りを見て、充実感や達成感もあり、皆で大喜びしました!
石の仕事を終えた記念に、皆で記念写真を写しました。
 
    二日目 枯滝の石組み    
  (2019年 7月 20日 [土曜日])  
   

作業1日目。
枯滝石組みの搬入作業と据付け作業を始めました。
まず、1番初めに据える石(守護石)を決めました。石を置く場所、高さ、向き、傾き、など慎重に考えます。
勿論、この時には最終的な仕上がりをイメージした上で考えます。

その後は作業を行いながら、1km離れた集積場と現場を行き来して、1つ1つの石を選びました。
そして、砕石用の石は角張っている為、自然にある石の形になるように、石の加工もしました。
枯滝石組みの他に必要な石も据え付けることで、庭の空間の広がりをもたせる事が出来たと思います。

シカゴチームの皆は勿論、現地スタッフの方々のパワーも素晴らしい!
頑張ってくれたおかげで、作業がとても進みました。
 
    一日目 現場の下見    
  (2019年 7月 16日 [火曜日])  
   

明日からの作業に向けて、皆で現地(ジャクソンパーク)へ向かいました。
現場の状態や、今回使用する石を見るためです。

初めて見た石は、砕石用の大きい石でした。
図面と照らし合わせながら、枯滝の石組みに使用する石を選びました。

公園内には多くの人々が訪れており、大都会の中にあるこの自然が、人々を癒しているようでした。
自然を愛する心は万国共通だと感じて、とても嬉しかったです。
またその人々を見て、プロジェクトへの意欲が益々増しました。
 
    海外日本庭園再生プロジェクト    
  (2019年 7月 15日 [月曜日])  
   

国土交通省の「海外日本庭園再生プロジェクト」で、6月12日から20日までアメリカに行ってきました。

担当した場所は、アメリカ(イリノイ州シカゴ市)ジャクソンパーク内にあるフェニックスガーデンです。

日本からの庭師メンバーは、
国際活動委員長の三橋さん、東京都支部の池田さん、愛知県支部の高見さん、神奈川県支部の星さん、そして四国支部から私、越智のシカゴチームです。
光栄な事に、私はチームリーダーを務めさせていただきました。

現地のマイクさん、カレンさん他、公園管理者の方々、そして、アメリカに研修へ来られていた細野さんも作業、撮影と協力してくださり、本当に充実したプロジェクトとなりました。

ありがとうございました。
 

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